M球を初めて触った

軟式野球のボールが変わる。

 

中学野球で使われていたB球と高校以上で使われていたA球が統一されM球となる。

 

YouTubeではM球を使用した感想動画が上がり、それを鼻をほじりつつ「まっ3部レベルで下位打線を打つおじさん野球民には大して関係ない話やな」と斜に構え見ていた。

 

そして、新年初練習。

人生で初めてM球を使う機会がきた。そこで3部下位打線レベルの感想を僭越ながら述べさせていただこうと思う。

 

ランニング編

 

特に変化はない。今から初めての相手と触れ合うというのに、変わらずグラウンド3周で息切れをかます。

 

キャッチボール編

 

硬い・重い・痛い

 

ボールをに受けた感想は硬い、重い、痛いだった。

 

硬くなったのは練習前に握った感触で明らかだった。

そして2グラムの重さの差でだいぶ重く感じた、普段はスーパーで豚肉の2グラム差なんて気にもしないのに。

まぁボールを受けた時に衝撃が緩和されなくなり、それが受けた時の重さに繋がったのだと思う。

 

そして痛い。何よりも痛い。デッドボールはマジで無理。

 

指がかかる

 

投げた時の感想は、どんな縫い目でもかかりやすくなったなってところ。

A球の時は、内野ノック時に発生するクソ縫い目ガチャに悩まされる事が多かったが、M球はそれが減った気がする。

「そもそも握り変えをしないお前が悪い」と正論原爆を投下された日には、枕がスポンジ並の水を吸っている事だろう。

 

内野守備編

 

跳ねない、早い

 

やはり硬さのためかA球よりも明らかに跳ねない。割合で述べると近所のスーパーへ8時ぐらいに行ったときの寿司の割引率ぐらいだ。

 

跳ねない事に影響してか、球足も早く感じる。正直、誤差レベルかも知れないが。

 

通常捕球とショートバウンド捕球はA球のと変わらなかった。

ただ、跳ね上がり際の処理感覚が変わった。慣れるまでは意識して低く構える必要がありそうだ。

 

ワンバウンド送球

 

やはり跳ねない。そしてボールの引っ掛かりと相まってゴミ送球を連発。

高さ調整が明らかに難しくなっている。

 

慣れないうちはノーバン送球を基本に据えた方が良いかも知れない。

そのため今後、弱肩の私がサードを守ることは無くなるかも知れない。

 

外野守備編

 

フライ捕球

 

無理

 

本当に無理。全然違う。伸びる。正面のフライも取れる気がしなかった。

「フライの目測取れるんでw外野も守れます(キリッ」と金輪際言えなくなった。

 河川敷での練習だったため、風に流されていたと信じたい。

 

ゴロ捕球

 

打球の勢いが死ににくくなっているため、球足が早い状態でくる。

そうは言っても、外野フライほど恐れることは無かった。

いつも通りバウンドを合わせる事とグローブを立てて捕球することに意識を置けばいい。

 

総括

サードのサブポジションがなくなった!

外野のサブポジションがなくなった!